水と共に生き、暮らしを守る
River Management for Flood Prevention
馬淵川、熊原川をはじめとする河川は、地域に恵みをもたらす一方で、 豪雨や雪解けによる増水は大きな脅威となります。 山田組は、治水と利水のバランスを保ちながら、 安全で豊かな水環境を次世代へ引き継ぐため、確かな技術で河川整備に取り組んでいます。 水害から地域を守り、安心して暮らせる環境を創る― それが私たちの変わらぬ使命です。
Main Business Activities
主な事業内容
築堤・護岸工事
河川の氾濫や浸食を防ぐため、河岸にブロックや石積み、 コンクリート壁などを設置し、川の流れを安全に保ちます。
施工の特徴
- 流速・水位を考慮した最適な護岸構造の施工
- 自然石を活用した環境配慮型護岸の施工
- 魚類等の生息環境に配慮した多自然川づくり
河道掘削工事
河川内に堆積した土砂や障害物を除去し、 水の流れをスムーズにすることで、増水時の氾濫リスクを軽減します。
施工の特徴
- 河川断面の適正化による流下能力の向
- 堆積土砂の有効活用(盛土材等への転用)
- 水生生物への影響を最小限に抑えた施工計画
排水施設整備工事
道路や農地、住宅地の排水性を高めるための排水路・ボックスカルバート・ 樋門などを施工し、地域の水管理を強化します。
施工の特徴
- 集中豪雨に対応した排水能力の確保
- 維持管理しやすい構造設計
- 既存施設との効率的な接続
熊原川護岸災害復旧工事
施工時期: 令和6年7月~令和6年11月
工期: 5ヶ月
豪雨により被災した護岸(L=180m)を練積みブロックで復旧。根固めブロックを併用し、再度災害を防止。
三戸川護岸改修工事(第3工区)
施工時期: 令和6年5月~令和6年12月
工期: 8ヶ月
老朽化した護岸(L=250m)を環境配慮型ブロックで全面改修。階段護岸も設置し、親水性を向上。
山田組の「川を守る」3つの強み
治水と自然が調和する
未来へつなぐ水辺づくり。
私たちの「川を守る仕事」は、単にコンクリートで固めることではありません。地域に欠かせない水の恵みを守りつつ、豪雨にも耐えうる強靭な河川を築くこと。長年の経験と「多自然川づくり」の思想に基づき、安全性の向上と水辺の豊かな生態系維持を両立させ、地域の未来につながる水環境を創造します。
山田組が選ばれる理由
「治水」と「環境保全」を両立する多自然川づくり
- 魚類や水生生物の生息環境に配慮し、自然石や植生を活用した護岸工法を積極的に採用。
- 単なる氾濫防止に留まらず、親水性を高め、住民が安心して水に親しめる環境を創出。
- 河川の持つ本来の力を引き出すことで、維持管理コストの低減と長期的な安全性確保を実現。
地域特有の「水」の課題に応える総合技術力
- 馬淵川、熊原川など、三戸地域の河川特性を熟知した、地元密着型の施工体制。
- 増水期を予測し、水生生物の産卵期などを避けた綿密な河道掘削計画の策定。
- 既存の河川施設、道路、農地との整合性を考慮した、排水施設整備の確実な施工。
集中豪雨時代に対応する「迅速性と強靭性」
- 最新のICT技術を用いた正確な河川断面把握と、高効率で正確な施工。
- 災害発生時や緊急時における地域建設業者としての即応体制と復旧への貢献。
- 豪雨による急激な水位上昇や浸食にも耐えうる、耐久性の高い構造物の採用と高品質な施工。
採用情報