自然と向き合い、地域の安全を築く
Protecting Communities from Sediment Disasters
山間地域が多い三戸町において、土砂災害対策は住民の生命と財産を守る最重要課題です。 山田組は長年培った技術と経験を活かし、自然の脅威から地域を守り続けています。 急傾斜地の崩壊、土石流、地すべり―これらの災害リスクと真摯に向き合い、 確かな技術で安全な暮らしを実現することが、私たちの使命です。
Main Business Activities
主な事業内容
急傾斜地崩壊対策工事
住宅地の背後や山間部など、崩落の危険がある急斜面を対象に、 コンクリート擁壁や杭などを用いて斜面の安定を図ります。
施工の特徴
- 地質調査に基づく最適な工法選定
- 景観に配慮した構造物設計
- 住民の生活への影響を最小限に抑えた施工
砂防工事
山の斜面や渓流に砂防ダムを設け、土砂の流出を防ぎ、流れをコントロールすることで、下流の人々の暮らしや命を守ります。
施工の特徴
- 山間部など厳しい地形条件での施工
- 気象・地盤変化への柔軟な対応
- 自然環境との調和・復元を重視
治山工事
森林や山地の荒廃や土砂流出を防ぐために、 治山ダムや山腹工などを整備。災害予防と森林保全の両立を目指します。
施工の特徴
- 難地形・自然条件に応じた多様な工法選定
- 環境への配慮と緑化復旧
- 山腹や森林内での施工
梅内地区斜面安定化工事
施工時期: 令和6年6月~令和6年11月
工期: 6ヶ月
地すべり危険箇所に鋼管杭(φ318.5mm、L=15m)を40本打設。表層排水工と併せて施工し、斜面の安定化を実現。
川守田地区急傾斜地崩壊対策工事
施工時期: 令和6年4月~令和6年9月
工期: 6ヶ月
住宅地背後の急斜面にコンクリート擁壁(L=120m、H=8m)を設置。落石防護網も併せて施工し、地域の安全性を大幅に向上。
山田組の「山を守る」3つの強み
自然の脅威と共存する地域のために。
経験と最新技術で未来に安全を届ける。
私たちの「山を守る仕事」は、単なる土木工事ではありません。長年この三戸町で事業を続ける中で培った、地域特有の地質や気候条件への深い理解が基盤となっています。経験豊富な技術者が、ICT施工などの最新技術も積極的に取り入れながら、地域の暮らしを土砂災害から守り、豊かな自然環境の保全に貢献しています。
山田組が選ばれる理由
地域特有の課題に対応する「知恵と経験」
- 三戸町の地質・気候を知り尽くした、70年以上にわたる豊富な施工実績。
- 現場ごとに最適な工法を選定する、経験豊富なベテラン技術者による確かな判断力。
- 既存の構造物や周辺環境との長期的な調和を見据えた、持続可能な対策の提案。
安全性と効率を両立する 「最新技術の導入」
- ドローン測量や3Dデータ解析を活用したICT施工技術による高精度な工事。
- 災害発生時の迅速な対応を可能にする、地域内での機動力とネットワーク。
- 現場の状況をリアルタイムで共有し、徹底した安全管理を行うデジタルプラットフォームの活用。
地域の未来を育む「自然との共生」
- 崩落防止と同時に、適切に選定された緑化工法による景観の保全。
- 山地生態系への影響を最小限に抑えるため、環境アセスメントを重視した施工。
- 災害から守るだけでなく、森林資源の育成や水源涵養機能の維持にも配慮した治山工事。
採用情報